2010年10月10日日曜日

Twitter勉強法

今年の初めぐらいからだろうか?
弁理士の勉強時間をTwitterで管理することにした。
単に時間を記録していくだけなのだが、実は一定のルールを決めている。
これが、モチベーション維持や学習の継続性に非常に効果的である。
Twitterで時間を記録していると時間の意味をリツートで質問してくる人も増えてきた。
せっかくだから、この方法を紹介して皆さんと共有したい。

Twitterで学習を記録することの効果は、何といってもリアルタイムだということだ。
受験仲間が朝早くから勉強のつぶやきをしている。
「おはよう!」からはじまる勉強タイムは、
眠くて学習を挫折しそうな気持ちを吹き飛ばしてくれる。
夜もそうだ。
もう眠くてここで終わりにしようとテキストを閉じそうになったときに
勉強の報告が入る。
すると、自分もあと1時間頑張ろうと思えてくる。
これだけでもTwitterは学習ツールとして十分役に立っていると思えるが、
私はあと少し機能を追加して、学習管理にも役立てたいと考えた。

学習管理の方法は実に簡単だ。
次のルールを追加するだけである。

Twitter勉強法のルール
 1. 1年間の長期目標時間を設定する。
 2. その目標時間を50週で割る(週間目標時間の設定)。
 3. 時間調整しやすいように日曜日から始める。
 4. 「今回の勉強時間/1日の勉強時間/1週間の勉強時間/トータルの勉強時間」で管理する。
 5. 週間目標を 達成したらお祝いをする。

例えば、1年間に1,000hrの学習時間を設定したとしよう。
1年間はおよそ50週あるから、1,000hrを50週で割る。
すると、1週間に学習する時間は20hrとなる。
この時間を目標に1週間の学習計画を立てるのだ。
1週間は日曜日から始めるようにしている。
週末に飲み会が計画されている場合は、日曜日にあらかじめ飲み会の分の学習を行っておく。
土曜日は、1週間の調整日だ。
1週間に20hrに達していない場合は、土曜日にまとめて勉強をしてしまう。
これを1日毎に記録していく。記入の仕方は次の通りだ。
今回の勉強時間:1hr、その日の勉強時間:3hr、その週間の勉強時間:15hr、トータルの勉強時間:300hrとすると、
 「+1/3/15/300hr」
1週間という短期なら、目標達成も容易だ。
最後に、これはこのルールで最も重要なこと。
週間目標を達成したら「自分自身にお祝い」をしてあげよう。
次の週も前向きに学習できるように。

この方法は、行動科学で有名な石田 淳さんの考え方を取り入れている。

   

短期的な目標を達成できたらすぐに褒めてあげる。
すると、もっと頑張りたいと思える。
それを続けることで、人間の行動そのものが変わっていくというものだ。

「モチベーション維持」や「学習の継続性」が目的なので、時間そのものは問題ではない。
1年間1,000hrが自分にとって多すぎるなら500hrでもいい。
この場合は、1週間の学習時間は10hrとなる。
毎日90分勉強すれば達成できる。


やってはいけないことは、1週間の目標が達成できなかった場合、
翌週に足りない時間を持ち越してしまうことだ。
目標が達成できなくても、次の週はゼロからはじめる。
ペナルティはお祝いがなくなることだけだ。
あくまで無理なく学習を続けることが目的なのだ。

たったこれだけ。
この方法だけで、学習の管理ができる。

私はこの方法を続けたおかげでつい先日、学習時間が750hrを超えた。
目標の半分500hrが経過したときには日程的に余裕があったので、
長期休暇と称し、学習生活から離れて羽を伸ばした。
「自分自身へのお祝い」である。

0 件のコメント:

コメントを投稿