第2問(配点10点)
B社が需要拡大のために、これからターゲットとすべき顧客層とはどのようなものか。30字以内で2つ答えよ。
まず題意から考えよう!
題意:これからターゲットとすべき顧客層とはどのようなものか
解答の骨子
例:①~(顧客層)である。②~(顧客層)である。
※30字なので、主語を書く余裕はない。
※語尾を揃えることで、2つの文章の比較が容易となり、文章が理解しやすくなる。
次に制約条件を考える!
制約条件:B社が需要拡大のために
需要拡大→需要が増加している部分に着目する!
与件を活用する!
需要の増加を示している与件文章を探す
第1問で指摘した差別化要因を忘れない→「アマチュア志向の需要」「高齢者等」
「大学生を中心にフットサルの人気が高まり、市内でリーグ戦ができるほどにチーム数も増えている」
「それに伴いフットサル用品の需要も増えてきている」
(【フットサル】の説明より)「ジュニアから中高年、女性まで気軽に参加できるスポーツとして人気が出てきている」
→フットサルで決まり!具体的な顧客は、第1問を意識して答える。
地域の学校や団体との関係性:フットサルを始めたばかりの大学生
アマチュア志向の需要:ジュニア(から中高年)、女性
※「中高年」は2つ目の答えの「高齢者」に含める。
「出社前や昼休み、そして早朝や夕方に公園周辺をウォーキングやジョギングする人が増えている」
「週末や休日になると、さらにその人数は増加しており、高齢者の割合が増えてきている」
「このようなランナー達のグループ作りが盛んになっており、企業や大学のサークルだけではなく」
「ハーフマラソンの距離別で、初心者、親子から本格的ランナーまでが楽しめる大会を目指している。特に、5kmでは高齢者の参加希望者が多い」
→ランナーで決まり!具体的な顧客は、第1問を意識して答える。
アマチュア志向の需要:初心者、親子、(企業や大学のサークル)
高齢者等に対して提案販売:高齢者
※「企業や大学のサークル」は1つ目の「大学生」に含める。
※「特に」という言葉は要注意語句!
問題の階層を考える!
ターゲット顧客:ドメイン「誰に」「何を」「どのように」の「誰に」
→経営戦略レベル
環境分析・経営戦略レベルで必要な知識
以上から導き出した解答:
題意:ターゲット顧客は、自社の強みが活かせる顧客とする
第1問の強みも考慮の上、ターゲット顧客を挙げる
フットサルを気軽に楽しみたい大学生、ジュニア、女性等である。30字
城郭公園の周辺を走る高齢者やマラソンの初心者、親子等である。30字
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